家づくりをする際に忘れてはいけないのが防犯対策です。
警視庁の統計によると、10月~12月にかけて空き巣被害が多くなるそうです。
得に戸建住宅が狙われやすいという統計も出ています。
秋から行楽シーズンで長期の外出やお子様の学校行事も増え、家を空けることが
多くなります。また、これから年末年始にかけて家に多めに現金をおいておく
ご家庭も増える為、空き巣が増えると言われています。
今回は防犯対策を取り入れた家づくりのポイントを
ご紹介していきたいと思います。
①防犯ガラス-窓からの侵入を防ぐ
空き巣の進入経路として要注意なのが窓ガラスです。
そこで窓は防犯ガラスにするのがおすすめです。
防犯ガラスは通常のガラスに比べて割れにくく、
泥棒が侵入しようとしても簡単には割れないため、
高い防犯効果を発揮します。
特に1階部分やバルコニーに面した窓は狙われやすいため、
こうした窓には防犯ガラスの使用を検討してみてください。
②低い植栽-視界の確保
庭は住宅の中でも防犯が手薄になりがちな場所ですが、庭から防犯対策をすることで
外部からの侵入を防ぎ、より家全体の安全性を高めることができます。
庭や家の周りの植栽は、低い植物を選び、不審者が
隠れられないようにすることがポイントです。
外から家全体が見えるように植栽を配置することで、不審者が隠れにくくなります。
近隣住民や通行人の視線が届くようにすることも防犯対策の一環です。
③防犯砂利-足音を立てさせる
砂利を使う時は防犯効果がある「防犯砂利」を使うことがおすすめです。
防犯砂利は踏むと大きく音が鳴るため、不審者の足音を大きく響かせます。
この音が侵入者に心理的プレッシャーを与え、行動をためらわせる効果があります。
防犯砂利の効果をより発揮できる方法は、人目に付かない場所に敷くことです。
【おすすめの場所】
・リビングの窓から死角になる場所
・勝手口側の通路
・隣家の境界線
・家の後ろ
・玄関
・リビングの窓がある周辺
また人目に付かない場所ではありませんが、玄関や窓際にも防犯砂利を
敷いておきましょう。
空き巣は玄関や窓からの侵入が多いとおいわれているからです。
④自動照明-視覚的な威嚇
暗くなった家の周囲は、侵入者にとって行動しやすい環境です。
自動照明を効果的に配置することで、侵入者に対する威嚇効果を高められます。
玄関や庭の出入り口、死角になりやすい箇所に設置するのが効果的です。
なお、白色や青白い光はより明るく感じられ、防犯効果が高いとされています。
防犯目的であることを意識させないデザインの照明を選ぶことで、景観にも配慮できます。
以上、今回は防犯について4つのポイントをご紹介させて頂きました。
家づくりの段階で防犯対策を計画的に取り入れることで、
後から追加工事をする必要がなく、コスト面でも効率的です。
家族が安心して暮らせる家づくりのために、ぜひ一度ご相談ください。
来年も皆さまの家づくりに役立つ情報をたくさん発信していきたいと思いますので、
来年もよろしくおねがい致します。それでは皆さまよいお年を!