多くの方が住宅購入時に利用する「住宅ローン」。
住宅ローンの金利は毎月増減してるので、お得に借り入れするには相場を理解しておくことが大切です。
各金融機関ごとに住宅ローンの金利は異なりますが、変動金利については低金利が続いている状況といえます。
本記事では、2023年6月の最新の金利相場について解説をしますので、ぜひ最後までご覧ください。
2023年6月の住宅ローン動向
2023年6月、ほとんどの金融機関で固定金利は5月より引き下げとなりました。
固定金利の基準となる長期金利が、5月は前月に比べると全体的に低下していたためです。
10年固定金利は、5月より0.05~0.2%引き下げられています。
全期間固定金利のフラット35については、5月よりも0.07%引き下げとなっています。
変動金利はほとんどの金融機関で横ばいでした。
変動金利については多くの金融機関で低水準の金利で推移しています。
変動金利は短期プライムレートが基準となっており、短期プライムレートは日銀の政策に影響されます。
2023年4月下旬に、日銀の植田新総裁は金融緩和を継続することを表明しました。
そのため、2023年においても変動金利の低金利水準は続いていくでしょう。
しかし、今後の日銀の政策次第では、変動金利についても上がる可能性はゼロではありません。
住宅ローンの金利タイプ
住宅ローンの金利は3つのタイプがあります。
● 変動金利型
● 固定金利型
● 固定期間選択型
住宅ローンのタイプごとに毎月の金利が異なるので、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で金利も含めて比較することが大切です。
それぞれの住宅ローンの特徴を確認していきましょう。
変動金利型
変動金利は3つの金利タイプの中で最も金利が低いです。
現在、新規で住宅ローンを借入する人の約7割が変動金利を選択しています。
一般的に、変動金利には2つのルールがあります。
1つ目は「5年ルール」と呼ばれるもので、金利が上がってしまっても5年間は返済額が変わらないという内容です。
2つ目は「125%ルール」で、金利が上昇しても前月の返済額の125%以上にはならないという内容です。
例えば、月10万円支払っていたところ、翌月から大幅に金利が上昇したとします。
本来は13万円支払わなければならないとしても、125%ルールが適用されて12.5万円の返済になるというルールです。
ただし、この2つのルールには落とし穴があります。
それは金利上昇分の未払い利息は最終返済時に請求されるという点です。
2つのルールによって返済額が抑えられたとしても、実際に利息を支払わなくていいという訳ではありません。
最後に高額の返済を請求される可能性もあるため、注意が必要です。
なお、金融機関によっては、変動金利でも上記2つのルールが適用されないことがあります。
事前に確認をしましょう。
また、変動金利はいつでも固定金利に変更できます。
ただし、変動金利よりも固定金利の方が先に上昇することが多いため、切り替えの見定めが難しい点はデメリットです。
固定金利型
固定金利は金利が一定の金利タイプです。
良く知られているのは、住宅ローンを組んだ全期間の金利が固定されている「フラット35」でしょう。
金利が借入から完済まで一定なので、安心感があることが最大のメリットです。
しかし、変動金利や固定期間選択型と比べると金利が高い点や、すべての金融機関で扱っているわけではないというデメリットがあります。
固定期間選択型
固定期間選択型とは、最初の一定期間だけ固定金利が適用されるタイプです。
期間終了時に再度固定金利を選ぶか、変動金利に変更するかを選択することができます。
選べる期間は5・10・20年など様々です。
期間終了時に最初と同じ期間を選んでも良いですし、別の期間を選ぶこともできます。
一定期間の金利の安定性が確保できる点や、変動金利に切り替えができる点がメリットです。
ただし、期間終了時に金利を選ばなければならないのを手間に感じる方にはおすすめしません。
住宅ローンの利息計算方法
ここでは、住宅ローンの利息の計算方法をお伝えします。
元利均等返済の場合
月々返済額=借入金額×(利率/12)×(1+利率/12)返済回数/(1+利率/12)返済回数-1
元金均等返済の場合
月々返済額=(借入金額÷返済回数)+(借入残高×利率×日数/365)
金融機関が発表している金利を元に上記の式で計算すれば、住宅ローンの返済額を算出することができます。
ただし、複雑な計算になるため、自力で算出するのはおすすめしません。
各金融機関が公開しているシミュレーションを使うことで、簡単に算出できますので利用しましょう。
まとめ
現在、10年固定金利では1.5%台、変動金利では0.6%台が相場と言えるでしょう。
4月には日銀の植田新総裁が就任されました。
現状は金融緩和を継続するようですが、今後の経済状況によっては政策転換となる可能性もあります。
経済の先行きが分からず、物価上昇も続いている現在、家を購入するか迷っているという方もいらっしゃるでしょう。
そのような状況下でもスカイホームは、お客様一人一人を大切にし真摯に対応して参りますので、
お悩みの方は是非ご相談くださいね^^
2023年6月時点での投稿
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