キッチンの選び方
【守谷市・取手市・常総市・つくばみらい市・坂東市・つくば市・新築コラムNo.123】
取手市・守谷市・つくばみらい市・常総市・つくば市・坂東市で
新築住宅・注文住宅をお考えの皆さんこんにちは!広報の長尾です。
これから家づくりを考えている皆さまにお役立ち情報をお伝えしたいと思います!
今回のテーマは「キッチン」です!
注文住宅を考えたり、不動産を選ぶ際にキッチンはとても大切な要因となります。
業者に進められるがままに選んでしまって、
自分にとって使い勝手の合っていないキッチンを選ぶと後々、後悔することになります。
そこで今回は様々なキッチンやキッチン周りのお役立ち情報をお送りいたします!
☆タイプ別キッチンの種類
◎I型キッチン
壁付きキッチンのポピュラーなものとしてこのタイプがあります。
台所の作業台の一列が壁に面している造りで、台所のサイズを小さくしたい方に合います。
他のキッチンのタイプで価格を比べてみると比較的にリーズナブルにお買い求められます。
横に長く作られているために、他のキッチンと比べた時に動線が長くなりがちになってしまうというデメリットがあります。
◎Ⅱ型キッチン(セパレート型)
対面キッチンとして代表的なのがこのタイプのキッチンです。
キッチンの作業台が二つあり、向かい合うように設置されています。
このキッチンのレイアウトは、作業台がリビングなどと対面になります。
もう一方の作業台が壁側になります。
料理を行うスペースが広くなり、多人数での調理が可能なキッチンです。
また、身体の前後に作業スペースがあるので、動線が短くなるというメリットがあります。
しかし、二つの作業台から食材を移動する際に床に水などが垂れてしまうというデメリットがあります。
さらにI型キッチンと比較したときにキッチンの設置スペースを広くしなければならないということも言えます。
◎L型キッチン
名前の通り、台所の形がL型になっているキッチンです。
料理での作業スペースが広いというメリットがあります。
大きなキッチンを使っているところを想像すると移動する距離があったりして行き来が大変なイメージが安易に想像出来ます。
このL型キッチンは体を90度に方向を変えるだけでキッチンカウンターの機能を使いこなすことができます。
Ⅱ型キッチンでも体の方向を変える点で同様のことが言えますが、油はねや水が床に落ちてしまうというリスクを考えると体を一周させるよりも90度変える方がリスクは少なくなります。
◎U型キッチン
キッチンの作業スペースが字のごとくUになっているレイアウトのものをいいます。
料理するスペースが広くなっており、動線も短くすることができます。
さらに、収納も広くなるという利点が挙げられます。
しかし、他のキッチンと比べると価格が高めというデメリットがあります。
次にキッチンを取り囲む環境についてです!
◎対面型キッチン
リビング側に面して設置されたものをいいます。
キッチンとリビングなどの生活スペースに対して間仕切りが無い状態になるものです。
メリットとしては配膳と片付けの行いやすさが挙げられます。
また、キッチンの周りに人が集まったりできるので、コミュニケーションがとりやすいです。
このようなキッチンだと食事をしている姿が家族などにも見えやすくなるので、子どもたちにとっての「食育」の面でもメリットになると言えます。
そして、このレイアウトはLDKの間取りとの相性がとても良いです。
◎独立型キッチン
キッチンが壁で仕切られた一つの部屋としてあるタイプです。
他のリビングなどと仕切りのないタイプよりも煙や料理の匂いが広がりにくいという特徴を持っています。
キッチンは料理などで出る生ごみなどで簡単に散らかっているように見えます。
このタイプのキッチンを使用することで散らかっている印象は避けられるメリットがあります。
次に一般的に普及しているシステムキッチンの種類について紹介を記述していきます。
システムキッチンとは何か?
システムキッチンとは従来のキッチンとは違う造りになるものです。
今までのキッチンは調理・洗浄設備・作業台が独立した造りになっているものでしたが、システムキッチンとはそれらのパーツを統合したようなデザインのもので、工場で製作した部分を集めてユニット化したものをシステムキッチンといいます。メーカー品もそれぞれあり種類も多く様々なタイプのものがあります。
☆システムキッチンの種類
◎壁付け型キッチン
昔からのポピュラーな型で名前の通り壁に設置されたものをいいます。
この壁付け型キッチンのメリットは壁に面しているので、キッチンから排出された煙や水などを外に出す配管ルートがとても造りやすく施工性に優れている面です。
またメンテナンスを行いやすいです。反対にデメリットとしては他のタイプと比較すると、料理を盛りつけることや片付けの点は不便な側面があります。
◎アイランドキッチン
アイランド(訳・島)のごとく、システムキッチンがリビングの真ん中に壁と接さずに設置されたものをいいます。
メリットとしてはインテリアとしてお洒落であることや、開放感がありリビングに居る家族などとコミュニケーションを取りやすいというところです。
逆に言ってしまえば、シンクなどが丸見えの状態になってしまっているということが言えるでしょう。
デメリットはダクトのタイプが隠蔽配管という天井裏または床下にルートを通すタイプになるので、ダクトが長くなるためにコストが高くなります。
さらには油のはねや臭いなどが部屋一面に広がりやすいということも言えます。
また、他のキッチンと比べるとメンテナンスが行いにくいという点もまたデメリットになります。
◎ペニンシュラ型キッチン
こちらは壁付けタイプに開放感を持たせたようなタイプのキッチンとなります。
見た目はアイランドキッチンに似ておりますが、壁と接しているという点で換気扇などを設置しやすい造りとなっております。
しかし、リビングとの間仕切りが無い場合が料理中の匂いなどが気になるというデメリットがあります。
これはひとつの対策としてですが、今は壁に消臭性のあるエコカラットという壁の素材があります。また、漆喰などの自然素材などを使用すると消臭効果が得られます。
☆キッチンの高さ
キッチンのカウンターには使いやすい高さというものがあります。
これは身長から計算されていくもので、家族の中で主にキッチンを使う方の身長から考えていくと良いでしょう。
メーカーで売られているような商品には標準的な寸法があります。
80cm、85cm、90cmとこれらの高さ広く使われているものです。
では、この高さはどのように割り出されているのでしょうか。
それは身長÷2に5~10の高さを足した数値になります。
つまり、私の場合、身長180cm÷2+5~10なので大体95cmから1mの高さが適正なキッチンの高さになります。
どうりでよく使うキッチンが低く思えるようになりました。
オーダーメイドで注文したいですね…。
キッチンは毎日使用するものであり、上記のように自分の身長に合ったものを選ぶことも頭に入れておく必要があります。
身長に合わないものを使用し続けていくと、姿勢が悪くなったり無駄に疲れてしまったりします。洗い物をする時間は意外と長いです。
なので、キッチンを決めていく時に様々な観点で自分に合った使い方を考えていく必要があり、注文住宅の設計段階できちんと考えることをおススメします。
キッチンは中々変更がききません。キッチンが出来上がってからリフォームをしていくとコストと手間がとてもかかるケースもありますので、料理をする環境で自分が大切にしたいことを業者さんに伝えていきましょう。
これまでキッチンの話を記述してまいりましたが、
同時に頭に入れておきたいのが、台所とダイニングテーブルの位置関係などです。
これにより、料理をして食事をする環境をイメージしてキッチンを選んでいくヒントになるでしょう。
さらに言えば、考えておくべきことが生活の中での自分や家族の動きを想定することです。
どのようなキッチンにして、どのような間取りにするかを考えるだけでは住まい全体の心地よさは実感できません。
洗濯・掃除などの一連の生活をするイメージをしていく中で、ひとつの要因として料理があるのです。
◎冷蔵庫の配置
キッチンのコンロやシンクの位置を把握しながら、冷蔵庫をどの位置に置けば使い勝手が良いかを考えていかなければいけません。
冷蔵庫とシンクとコンロは往復をすることが多いポイントです。レイアウトをしっかりと決めることにより、冷蔵庫を効率よく便利に使うことが出来ます。
◎収納
そしてさらに、キッチン周りの収納に関しても考えていく必要があります。
一般的に使用頻度の高い物は下の方に、低い物に関しては上に収納しているようで、料理をしていくイメージをしっかりとしておいて、収納に関して考えていきましょう。
キッチンによっては収納スペースがゆったりと取れるものが数多くあったりします。
しかし、逆にそれがデッドスペースになってしまうケースもあります。
自分の身の丈にあった収納を選択していくことが大切になります。
さらに電子レンジ・オーブンレンジ・炊飯器などのキッチン周りの電化製品の配置に関しても考えていくことは大切なことです。
◎IHなのか、ガスなのか
キッチンのコンロ部分をIHにするかガスコンロにするかを迷うことが多いようです。
IHは直火を避けられるので安心して使えます。
しかし、古い規格のフライパンや鍋だとIHに対応していないこともあるので、使用する際にはきちんと確認して料理をしましょう。
メリットとしてあるのはやはり掃除のしやすさではないでしょうか。
基本的に拭くだけでお掃除は完了いたします。
しかし、ガスコンロほどの火力は出せない部分はあります。
ガスコンロのデメリットとしてはIHと比較したときの掃除のしやすさです。
しかし、近年ではガラストップコンロという掃除のしやすいデザインのものも出てきています。
◎水回りのお話
「蛇口をひねる」という表現がありますが、現代は蛇口をひねるから押すになり、さらに手をかざすだけでセンサーが反応して水やお湯を出してくれるようになりました。
まず、最近の技術で挙げられるのがタッチレス水栓というシステムです。
手だけではありません。食器にも反応して水を出してくれるのです!
シングルレバー式の蛇口もたいへん楽なのですが、人が触ったものに触りたくないなどと考えるデリケートな方へはオススメです。
◎ゴミ箱に関して
同様に言えることとしては、料理で使用した食材のゴミを捨てる場所に関してです。
動線に置いてしまって不便な思いをすることになるので、ゴミを捨てやすいように工夫して配置を考えていきたいですね。
キッチンから冷蔵庫や食器棚の距離にはちょうどのよい距離というものがあります。
一般的な日本人の体型から考えていくと、大体80㎝~90㎝ほどの距離が使いやすいとされています。
実際に注文住宅を考える際に、業者さんと相談する中で図面を見ながら慎重に考えたつもりがゴミ箱を設置する場所を失念していて、あとになって気が付いて設置することが出来なかったなどというケースもございます。
ここまでキッチン・キッチン周りのことに関してお話をしてまいりましたが色々な種類のキッチンがあり、自由度の高いものやデザイン性に優れていて高機能なものが数多くあります。
その中で自分にあったキッチンについて注文住宅を考える際に業者に相談することをおススメいたします。
選んだキッチンのデメリットをカバーしてくれるような壁の素材なども数多くあります。
料理をする環境は毎日のように向き合う場面なので、最良の選択をしたいものですね。
これからも皆さまの家づくりや住みよい暮らしに役立つ情報を発信していきたいと思います!!
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