【スカイホーム】窓選びのポイント【守谷市・取手市・常総市・つくばみらい市・坂東市・つくば市・新築コラムNo.120】

取手市・守谷市・つくばみらい市・常総市・つくば市・坂東市で新築住宅・注文住宅を
お考えの皆さんこんにちは!広報の長尾です。

さて、今回のテーマは「窓選び」に関するお役立ち情報をお伝えしたいと思います。

新築・注文住宅での手続きの際に建築確認を申請します。
その都合で間取りと共に窓選びは早い段階で決めなければなりません。
つまり早い段階で変更がききにくい窓選びは失敗できない要因となってきます。

窓は様々なサッシガラスで構成されています。

また、窓の開き方で沢山の種類があります。
間取りによって考えられる組み合わせも様々なので色んな種類を知っておきましょう♪

まずは、開閉の仕方による窓の種類です。

窓の種類によるメリットデメリット

今から紹介する窓は住宅などでよく使われている代表的な種類の窓です。

【引き違い窓】

どんな窓?

窓の中でも多く見られるタイプのもので、2枚の窓を左右に開閉する窓です。

メリット

・室内の気温に合わせて、窓の開口を調節出来ます。
・室内に大きな荷物を搬入する時、窓の取り外しが出来ます。
・前後に開く窓とは違い、デザイン性に自由度が高く、オシャレにアレンジすることが可能です。

デメリット

・窓をスライドしてすき間が出来るので、気密性があまり高くありません。
・室内側からの外側の掃除が行いにくい。

【掃き出し窓】

どんな窓?

窓を掃除する際にほうきで室内から外へ掃き出すことに名前の由来があります。
床から天井まである大きなつくりをしている窓のことを言います。
庭やベランダなどの室内を頻繁に行き来する場所に取り付けられます。

メリット

窓からの出入りが出来て、大きな窓が室内に開放感をもたらします。
採光性・通気性ともに良好です。

デメリット

カーテンなどを開け放っておくとプライバシーが丸見えになってしまいます。
そのため、カーテンやブラインドの設置をしたいところですが、大きな窓であるが故にコストが高くなってしまいます。

【上げ下げ窓】

どんな窓?

2枚の窓ガラスを上下にずらして開閉するタイプの窓です。
外国の窓に多く見られるタイプです。

種類が細分化されていて、
「ダブルハング窓」:上下のガラス戸が両方と動かせる窓。
「シングルハング窓」:下側のみが開閉する窓。
「バランス上下窓」:上下が連動して開閉する窓。の3種類があります。

メリット

仕掛け上、大きな窓で作られていることが少ないです。
なので、外から侵入されにくく防犯性が高いです。
引き違い窓と違って、気密性が高く温度を逃がしにくいです。
換気の際に上下に開口が出来るので風通しがよいです

デメリット

コストが高いです。
シングルハングの窓の場合、清掃を行ないにくいです。
窓を開ける際に比較的に手間が要ります。

【すべり出し窓】

どんな窓?

すべり出し窓は外に向かって開放するように開ける窓です。「横すべり出し」と「縦すべり出し」の二種類が存在します。
窓を開ける際に軸が上側にあるものを横すべりといい、左右のどちらかの縦を軸にしたものを縦すべりと言います。

メリット

小さなスペースで壁に設置出来るので設置する際に考えやすいです。
サッシの気密性が高く、結露がしにくいです。
掃除を出来る部分が比較的に多く露出しているために掃除が行いやすいです。

デメリット

窓を開けるスペースが外に向かっている構造上、外側にスペースが必要です。
格子を外側に付けることが難しいために、防犯性が低下してしまいます。
市販されているカーテンなどは引き違い窓などの大きさで販売しているものが多いため、サイズをオーダーして注文すると費用がかかってしまう。

【腰高引き違い窓】

どんな窓?


名前の通り、腰から上の高さに設置される窓です。
風通しを良くすることや太陽の光を入れる目的で設置されます。

メリット

窓の下に収納できる家具などを置けたりするので工夫を凝らすことが出来ます
他の窓と比べると開閉などのタイプを自由に選ぶことが出来ます。

デメリット

大きな窓と比べると室内が暗くなりやすいです。

【はめ殺し窓・FIX窓】

どんな窓?

名前が特殊に見えますが、つまりは開閉しない窓です。
吹抜けの廊下などでよく見かけます。

メリット

気密性が高く、開閉式の窓よりも費用がかかりません。
お洒落な装飾やアレンジが可能です。
窓からの落下事故の可能性が低く、お子様などが居る環境でも安心です
開かないタイプの窓なので防犯性は高いです。

デメリット

開かないので換気が出来ません。
開閉出来ない都合上、室内から外側を清掃出来ません。

【出窓】

どんな窓?

複数の縦長の窓を並べて、外側に半円にするように配置している窓です。
窓の内側にはモノが置くことや座れるようなカウンター型になっているものがほとんどです。

メリット

配置のされ方のおかげで部屋の奥行を広く見せることが出来ます。

デメリット

出窓下に収納などを設置することが出来ますが、床面積に計算されてしまいます
目立ってしまうつくりになっているので防犯上に不安が残ります。

【天窓】

どんな窓?


屋根に取り付けるつくりのもので、太陽光を直接部屋に取り入れることが出来ます。

メリット

北側の部屋で日照が無いなどのデメリットをカバーすることが出来ます。
天窓の向こうは空なのでプライバシーを守ることが出来ます。

デメリット

お洒落に屋根に設置出来るのですが、外側の掃除が出来ません。
南側など日照を沢山浴びる部屋に設置すると夏は室内温度が高くなってしまう傾向にあります。

以上がよく住宅で見られる開閉様式の違いによる窓の種類です。
どこの部屋に設置するか考えるだけでも楽しいです。

【部屋ごとの窓選び】

新築の間取りを決める際、窓の種類も気になりますが、
どの部屋に窓を設置するかも悩みどころですよね。
間取りから窓を考えずに設置すると室内の通気性が悪かったり、
家が窮屈に見えたりしてしまいます。

そこで、各部屋にオススメな窓を紹介していきたいと思います。

→リビング

リビングに設置する窓は日当たりを意識した窓にしましょう。
一般的に多いのは「掃き出し窓」を使っている家が多いです。
掃き出し窓はガラスの大きいものが多く、太陽の光を多く取り入れることが出来て、
通気性が良いので心地よく感じられることでしょう。

他にオススメ出来るのは腰高窓を複数置くことで換気率を増やせることが言えるでしょう。
大きな掃き出し窓を設置することで起きるプライバシーの確保が難しくなってしまう点をカバー出来ることでしょう。
しかし、リビングから庭などの外に出られないというデメリットが生じてしまいます。

→浴室・脱衣所

浴室・脱衣所は簡単に汚れてしまいます。特に夏場などは湿気が溜まりやすくカビが生えやすいです。
なので、通気性の良い窓がよいでしょう。
しかし、あまり大きな窓を設置してしまったりすると外から見られるようになってしまうので注意が必要です。オススメは「横滑り窓」「縦滑り窓」です。

→キッチン

窓の無いキッチンを想像すると、どんな窓が良いか分かると思います。
挙げられることとしては臭いと明るさと。
臭いに関しては「横滑りの窓」を設置することで換気の効率が上がります。
明るさに関しては基本どんな窓でも大丈夫だと思いますが、
太陽の向きを意識した場所に設置すると良いかもしれません。

→寝室

これは私個人の話になりますが、窓の位置や大きさを考えずに「安い」という理由でアパートを借りました。しかし、どの部屋にも大きな窓があり、明るくて眠れないということがありました。(雨戸がある窓は一カ所だけでした…)

今は遮光カーテンなどを工夫してゆっくり眠れる環境づくりを行っています。やはり寝室は睡眠の質を考えて適度に大きな窓をオススメいたします。

開閉の仕方別に窓を分類して説明して、間取り別の適切な窓について勉強したところで、次は窓の中身であるサッシ・ガラスについてです。

【サッシについて】

ガラスを支える窓枠であるサッシ。
性能、断熱性、遮音性、防犯性などを考慮して間取りに適したものを選ぶことやお洒落なデザインを考えて計画したり、空間に合わせた使い勝手などのイメージを大切にしてメーカーから選んでゆく必要があります。

サッシは主に「樹脂サッシ」「木製サッシ」「アルミサッシ」「複合サッシ」の4種類に分類されます。

樹脂

塩化ビニール樹脂で出来ていて、熱が伝わりにくいです。寒い地域で使われます。厚みのある構造で、デザイン性に優れたものも最近では見られることが多いです。

ちなみに熱伝導率が優れているということは特筆すべきことで、アルミと比べると熱の伝わりが1000分の1ほどしかないというとても低い数値を記録しています。

さらに外気との温度差で生じる結露にも対応出来ていて、カビ・ダニの発生を抑えてくれます。さらにしっかりと気密性があるので防音性・遮音性にも優れているのです。

木製

見た目のあじわいがとても良く魅力的なのですが、腐食していくことや消耗していくことでの耐久性が他のサッシと比べて劣ってしまいます。経年による劣化や腐食などの対策や工夫が必要となってきます。しかし、近年では新しい構造で気密性を高めた製品も見られるようになってきました。

アルミ

サビに強く、腐食しにくい素材のものですが、長い期間掃除を怠ってホコリなどがたまると腐食することがあります。定期的なメンテナンスが必要ですね。軽いので開閉する時にあまり力がいらない点が優れていて、強度もあり、対候性・防熱性に優れています。サッシメーカーが表面にアルマイト加工処理(陽極酸化処理)を行うことが一般的であり、この加工によって傷や摩耗などに対して強化されて、どんな気候にも耐える丈夫さを維持することが出来ます。デメリットとしては熱が直接伝わりやすい点で夏の日差しで高温になり、冬の寒さで低温になって結露しやすい点です。

複合サッシ

上記の三つを「樹脂+アルミ」というような形で組み合わせたようなサッシです。それぞれの特性を活かした商品が多く見られています。ちなみに近年では樹脂サッシとアルミサッシの長所を併せ持った「アルミ樹脂複合サッシ」が主流となってきています。

【ガラスについて】

サッシに組み込まれているガラスについても種類があります。防犯性に優れたものや断熱性に優れたもの、それぞれの利点を説明していきます。

一般ガラス

透明ガラス・単板ガラス(フロート板ガラス)や泥棒が割ったり、物がぶつかったりして破損したとしても破片が飛び散らない「網入板ガラス」、ガラスに模様の入った不透明の「型版ガラス」などの種類があります。

機能ガラス

複層ガラス:乾燥した空気の層を2枚または3枚のガラスの間に閉じ込めることで断熱性を向上させたもの。「高断熱複層ガラス」や「遮熱複層ガラス」などのLow-E金属膜をコーティングしたものがあります。

Low-E金属膜が室内側に張られているものは断熱効果が高まって、室外側に張られている場合には日差しと紫外線を防ぐ効果があります。

強化ガラス:防犯や震災の対策などで主に使われるもので衝撃度や曲げ強度を向上させたものです。
合わせガラス:二枚のガラスの間にフィルムを入れることでガラスが割れて飛び散ることを防いだものです。

住宅を建てる地域や間取りに必要な機能を選んでガラスとサッシも選んでいった方がよいですね。
サッシとガラスについては住んでいる地域や自分の意識で好きに組み合わせていくと良いと思います。

間取りが決まったら窓について早めに考えていくことをオススメいたします。
皆さまの住みよい暮らしを応援しております。

これからも皆さまの家づくりや住みよい暮らしに役立つ情報を発信していきたいと思います!!

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